ヘナ(ヘンナ)の歴史について
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最後はヘナ(ヘンナともいいます)の歴史についての記事です。
ヘナ(ヘンナ)はミソハギ科の植物の名。
和名は、指甲花(シコウカ)・ツマクレナイノキ・エジプトイボタノキ。
学名は、Lawsonia inerma。
主に、マニキュアやヘナタトゥーなどの染料として古代から使用されてきたハーブです。
エジプト、インド、北アフリカなどの乾燥した水はけのよい丘陵に育つ、
ミソハギ科の高さ3メートルから6メートルほどの常緑低木。
白またはピンク系の花、長さ2センチ幅1センチほどの楕円形の葉をつける。
葉を乾燥させ粉にしたものを水などで溶いたものが、古くから髪・眉・爪・手足などの
染色やペイントに使用されています。

染料となるのはローソンという赤色(オレンジ色)色素で、
そのローソンがタンパク質に絡み付く習性を持っているので、人間の頭髪や皮膚に色が付きます。
(ローソンは紫外線を強く吸収し、水で抽出できるためサンレスタンニング、
サンスクリーン剤としても使われているようです。)
その歴史は、記録に残っている限りでは先史時代にまで遡り、
クレオパトラもヘナで爪などを染めて、
現代で言うマニキュア代わりとして使用していたみたいです。
染色用途以外にも、
・豊かな髪を作る(頭皮を健康に保ち髪の毛を保護する)
・フケや頭皮のかゆみを予防する
・手足などの皮膚の薄い繊細な場所を保護する
・紫外線を予防する
・便秘が治る
・更年期障害やPMSを緩和する
などと口承されているが、そのメカニズムに関しての資料報告は、現在のところほとんどないようです。
大自然の神秘という所でしょうかね~。
古くは、アラブ馬のたてがみを染めたり、切り傷・潰瘍・炎症などに使用されたり、
マニキュアや眉墨代わりに用いられてきたようです。
現在では主に、天然素材の白髪染め・ヘアートリートメントの原料として、
または、メヘンディ・ヘンナタトゥー(ヘナタトゥー)・ヘナージュ
などと呼ばれるボディーペイントの原料として、
草木染めなど、
天然の染料として人体にも使用出来るハーブとして注目されています。
花は香水の原料にもなるようです。
このように人が
5000年以上前から、
頭髪または皮膚用の色素として使用しているものなんですね~。
ヘアカラーとしてこれだけ長い間使われてきたものは間違いなくヘナが一番の歴史を
持っているんじゃないでしょうか。(そして今でも使われているということは・・・)
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